ぼくのじょうし。

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長く僕の上司してた人がついに異動になった。
僕はすでにその職場を離れちゃったので、
今はもう上司じゃないけど、
でも、僕が上司として尊敬するのは唯一この人だけだと思う。
僕が超下っ端で、みんな僕の存在を見て見ぬ振りしてた頃から、上司は僕に仕事を与えて居場所をくれた。
早い時期から、僕の適性を見抜いて、
僕にしか出来ないことをやらせてくれた。
跳ねっ返ってばっかの僕に、
冷静に、客観的に、話をしてくれた。
振り返ってみると、
ホント無茶振りばかりしていたけど、
でも、一貫して、自分の筋を通していた。
上に対しても、
いや、僕は見てないからわかんないけど、
多分同じ。うん、同じ。
僕は、一番、良くも悪くも手のかかる部下だったと思う。
でも、一番、近くで仕事をしていたと思う。
今、僕は職場が変わって、壁に遮られる毎日だけど、
心折れる時には、昔、言われた言葉なんかを思い出してる。
僕の、今の仕事のやり方は、完全に上司譲りだし、
万が一、今後、僕が上の立場になったら、
この上司のように立ち振る舞いたいと思う。
僕の中での、理想の上司はこの人だと思うし、
この先もこの上司の下で仕事をしたいと心底思う。
それがなんとまあ、異動・・・。
切なくて寂しくてなんだこの気持ち。
周りはあるあるよくある異動!みたいな感じになってるけど、
僕は、そんなこんなで、かなり感慨深いわけで。
いつの日かまた同じ職場になることも若干ありえるけど、
ちがうでしょ。いつやるの?今でしょ。
今、一緒に働きたい。
もっと手取り足取り優しく教わりたかったな。
もっと、も何も、一度も優しく教わってないけど!
こればっかりが、ホント心残り。
ホント今までおつかれさまです。
ありがとうございます!!!
この職場のことは嫌いになっても、
僕のことは嫌いにならないでください!
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